デジタルジュエリー宣言

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こちらは 2008年1月1日から7日間 ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久のブログで発表したデジタルジュエリー宣言をまとめたものです。

オリジナルはこちらでご覧ください。 

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今年のジュエリービジネスプロデューサー佐藤 善久は2008年1月1日

「デジタルジュエリー宣言」

をいたします。

arabesqueリング

2000年の弊社ホームページのキャッチコピーは

「すべてのジュエリーをデジタルに変える」

というものでした。

当時はまだPCすらジュエリー業界に普及していなかったので、かなり進んだキャッチコピーでした。

ところが、ブロードバンド・PCのコモディティー化・個人の操作のスキルアップ・そしてセカンドライフ等による3Dメタバースの世界の登場

「時代がわたくしに追いつきました」 (いい過ぎかな・・)

弊社株式会社ビジュー・サトウのホームページのドメインは

DJF.CO.JP です。

Digital Jewelry Factory

の略のDJFなのです。

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DJF.CO.JP (登録日1998/08/17)の開始時は会社名の株式会社ビジュー・サトウでなくデジタルジュエリーファクトリとして運営していました。

(今はDJF.JPのドメインを取得して デジタルジュエリーファクトリ のページはDJF.JPのページに移しました。)

ジュエリーも音楽やムービー等のように 3Dメタバースの世界ではデジタルで完結できます。

今、わたくしの実店舗デジタルジュエリーファクトリではジュエリーCAD(3次元CAD JCAD3/匠)を利用して

お客様の目の前でPC上でデザインしオーダーやリフォームを受注しています。

そしてそのデータを利用し、光造形システムを利用しての原型製作・ローランドJEWELA(ワックス切削機)を利用してのワックス造りをして
ジュエリーにしています。

この場合ジュエリーCADデータは完成予想図ではなく、石留等をする前の 空枠 状態のものを造らないとジュエリーにはなりません。

ということは ジュエリーCADのソフトの操作方法を覚えても、 ジュエリーの 空枠の形状 を知らないと ジュエリーは造れなかったのです。

ここに、 ジュエリーCADの普及を妨げる要因があったのです。

ジュエリーのデザイナーは 実際のジュエリーの空枠形状に疎い方が多いです。

では、ジュエリーの空枠形状を知り尽くしている職人さんがやれば問題ないのですが、今度はPCの操作に疎いのとデザインのセンスが問われます。

しかし、デジタルで完結すれば実際にジュエリーにしなくてもよいので(希望があれば造ればよい)、デザインで勝負できます。

完成予想図がすばらしければいいのです。

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左 完成予想CG                右 実物

このことにより ジュエリーの形状を知らないジュエリーデザイナーや製作のノウハウがあっても新しい事にチャレンジしないジュエリー職人

たちの閉鎖的なジュエリー世界(非生産的な世界)から

真のクリエーターに開放されました

真のクリエーターなら自分の思い通りのジュエリーデザインが出来る世界になったのです。

そして、3Dメタバースの世界でデジタルジュエリー・バーチャルジュエリーとして販売が可能になったのです。

デジタルジュエリーには、国境も物流もなく、現時点では輸出入に関する関税もありません。

また、所属する会社の規模や立場は全く関係ありません。

実際のジュエリーコンテストでは実物を造らないといけません。

大賞などの上位入賞作品はとても個人や零細企業がコンテスト向けに造れる原価のものが少ないのです。

(それは日本を代表するような作品の上代が10万円では・・・・となるのは理解できますが。)

デジタルな世界で豪華なジュエリーを造っても リアルな材料代はかかりません。

個人の力が試せる世界なのです。

そして「デジタルジュエリー宣言」の具体的な行動は

1・デジタルジュエリー協会の設立

2・デジタルジュエリー(ジュエリーのデジタルコンテンツ)の販売及び流通

3・デジタルオーダー(インターネット・PCを使ってのジュエリーのオーダーリフォーム)のフォーマット

4・その他・デジタルアクセサリー・バーチャルジュエリー・バーチャルアクセサリー の販売・流通

等について考えます。

今後はこのブログで進行状況を掲載していきます。

フラット化された世界だからできる、あらたなジュエリービジネスの創造を日本発で世界に投げかけましょう!

「デジタルジュエリー宣言2」

「デジタルジュエリーファクトリ」 10年前からわたくしジュエリービジネスプロデューサー佐藤 善久が運営しているお店の名前です。

WEBにもデジタルジュエリーファクトリの店がありますが、10年前はWEBの世界ではなく、ほぼ99%リアル(実店舗)の世界での商売でした。

なので、「デジタルジュエリーファクトリ」といっても宝石店だとは思ってもらえず、よく「何の店?」と聞かれました。

家族や友達にも「ジュエリーサトウとかもっと 分かりやすい名前にすればよかったのに。」といわれました。

でも「デジタルジュエリーファクトリ」という名前をやめる気は全くありませんでした。

それは、PC(パソコン)にふれ、その便利さを体験していたからです。

今まで、お店に頼まないと出来なかった年賀状の印刷が自分で出来たのです。

好きな時に好きなだけ好きな場所で造る事ができるようになりました。

もちろん 「好きな場所」でということで、自宅であったり 逆に 「お店に頼む」というのも選択肢です。

自分自身がすべて選択できるのです。

開放されるのです。

ジュエリーはジュエリーデザイナーがデザインしてメーカーが造り、小売店が仕入れ お店で買う というごく当たり前からの開放です。

今まで既存の制約から放たれる瞬間が大きな力・流れを造っています。

ベルリンの壁の崩壊などもそうだと思いますし、身近なところでは「ワイヤレス化」 有線からの開放 で、

固定電話から携帯電話へ

有線LANから無線LANへ

一挙に広がります。

そして上記のもが開発等された直後に一気に広がったかというとそうでもありません。

どちらかというと助走期間を経て、ある事がきっかけで広がりました。

低価格化による →  携帯電話

ノートPCの普及 →  無線LAN

では、「デジタルジュエリー」でのブレークポイントは やはり セカンドライフ等による3Dメタバースの世界の出現です。

そして ジュエリーCAD(3次元CAD)も10年以上の月日が経っています。

クリエイトするユーザーも結構いるのですが、それをリアルな世界のジュエリーに落とし込めない方が多いのでいまいちエンドユーザーの目に触れる事が無かったのです。

しかし、デジタルな世界で完結することができれば、リアルな世界に落とし込めなかったクリエーターも復活できるのです。

あらたな「デジタルジュエリーの世界」の出現です。

「デジタルジュエリー宣言3」

基本的にはWEBで完結する話を想定し、既存のジュエリーの世界からの開放を話していましたが、逆にリアルなジュエリーにすることも考えられます。

例えば自分で造った マリッジリングのデザインをメール・インターネット経由で お店に頼み、リアルのマリッジリングとして造ってもらうような事です。

恋人とセカンドライフのような3Dメタバースの世界で アパターに身に付けさせていたデジタルジュエリーをリアルなマリッジジュエリーとしてクリエイトする。

こんな感じです。

この場合、「マリッジリング」などと形状が比較的限られるものだと、エンドユーザーがデザインしてものがそのままリアルなジュエリーにすることが可能です。

過去にWEB店の「デジタルジュエリーファクトリ」をご覧になってエンドユーザーが造られたCADデータをマリッジリングすることも数件ありました。

その中には、当時ニューヨーク在住の建築士の方が 普段お使いになっていると思われるCADソフトで書かれたマリッジリングデータをメールでお送りいただきそれをリアルなジュエリーにしました。

その際に2回くらい わたくしが形状(主に厚み)についてアドバイスしデータを修正していただき、完成品にすることができました。

このようなデザインなら特にジュエリーCADを使わなくても工業用のCADでもデータを造るのはさほど難しいものではありません。

ですので、既存のジュエリーショップもこのような需要(エンドユーザーが自分で造ったデザインデータを製品にする)に対応できるようにすれば、既存の技術を生かすことができるのです。

世の中見渡せれば「変化」ばかりです。

フイルムカメラの需要がなくなっても「富士フイルム」は変化して発展しています。

立ち読みどころか、ご丁寧にも椅子・机が用意され、座って中身を確認し目的の本を購入できる「ジュンク堂書店」なども、今までの常識では考えられない事です。

変化を恐れず、未来を見据えていきましょう。

「デジタルジュエリー宣言4」

Arabesque3色

デジタルジュエリーの特徴として、紙ベースのデザイン画と比べ圧倒的な情報を開示することが即可能ということです。

今までの紙ベースのデザイン画は上面のデザインも平面で書かれてしました。

まして、サイドから見た画や真後ろから見た画などはデザイナーの勘で書かれていましたので、かなりの確立で実際の完成時と違うものの方が多いかったのです。

しかし、3次元CADを用いたデジタルデータからのデザイン画なら 完成させた物体を回転させそこをスナップショットとして抽出したものですから完成時と違う事はありません。

以前、アメリカの世界的に著名なジュエリーデザイナーの上面図・側面図・斜め上図からなるデザイン画から3次元のデジタルデータの作成を依頼されたことがありますが、上面図・側面図・斜め上図のつながりは違っていたくらいです。

それほど創造で書くいろいろな角度の立体図は難しいのです。 また、3次元のデジタルデータなら任意の角度も自由自在です。

使用する3次元CADソフトによって、データの互換性の問題はありますが、DXFやSTLなどの汎用フォーマットをうまく利用しれば解決できます。

このデータの互換性問題によるDXFやSTLの汎用フォーマットの使用はそのデータを光造形装置に送り、原型作成にするなどのリアルなジュエリーを造る場合は結構厄介な問題でしたが、セカンドライフに代表される
3Dメタバースの世界に使用するデジタルジュエリーでしたら、リアルなジュエリーを造る場合に比べて互換性はそれほど問題はないかと思います。

また、一つの利点としてデジタルデータですのでメールで送信すれば相手に届けるコストは限りなく 0円 で、すぐ届きます。

各3次元CADソフトのオリジナルデータでなく、DXF・STLの汎用フォーマットを使用した場合はオリジナルデータのフォーマットを使用した場合と比べてデータ容量が大きくなりますが、FTPなどを使えば問題は解決されます。

そして、BIGファイルを送れるような無料ストレージサービスなどもすでにあります。

また、革新的なサービスは次から次へと 登場するはずです。

ですので、その時にはデジタルジュエリーのステージに上がっている事が必須条件です。

セカンドライフの登場により、苦労することなく3Dメタバースの世界を体験する事が出来ます。

巷では、「セカンドライフは人がいない」 「セカンドライフは終わった」なんて声がありますが、リアル世界の店舗等のみでのビジネスしかしないという方以外は今後確実に展開される3Dメタバースの世界を体験してください。

「デジタルジュエリー宣言5」

フラット化する世界はデジタルジュエリーの世界にとって重要です。

それは、武器にもなるし脅威にもなります。

自宅・オフィスから世界に向けてデジタルジュエリーの作品を発表販売できるというとてつもない「武器」になります。

しかし、逆に世界中から日本のマーケットに向けても情報が発信されてしまいます。

ただ、企業に属さなくても理論的には世界販売が可能です。 実際に物を届けるという物流がないからです。

決済方法は現状で日本のクレジットカード会社の海外製作カードでのネット決済はあまり使い勝手がいいとはいえません。

しかし、これも時間が解決してくれるでしょう。

そして販売を考えない場合は 日本時間とは逆の地域のクリエーターに仕事を依頼する窓口業務も可能です。

ラフ画から3次元データ化を受けた場合、自分で3次元データ化しなくても海外に発注することが可能なのです。

帰社するときにラフ画や資料をメールで送り、今から始業する時間の国への仕事を発注します。

次の日 出社すると発注先から完成データとして送られてくる。 しかも、料金もお互い納得する地域に出せばメリット大です。

フラット化する世界(上)
クリエーター情報なし
日本経済新聞社

に書かれている世界そのものです。

わたくしは12月31日から1月3日まで野沢温泉スキー場にスキーをしに行って来ました。

宿泊する宿は大学時代のスキークラブの先輩のご家族が経営しているので、3年連続で行かせて頂いています。

昨年より、欧米人のスキーヤーが急激に増えたなと思っていたところ、宿泊したペンションの先輩から聞いた話ですが、昨年向かいの宿がつぶれてしまったそうです。

そこが競売になってオーストラリアの投資家が買ったそうです。 日本の反対側のオーストラリアは只今真夏です。

真夏の国だからこそ 日本でスキーなのです。 そしてそこの宿はオーストラリア人のマネージャーが、そのマネージャーの日本人妻と運営しているので、外国人がたくさん来ているようです。

キーワードは 「正反対」です。

リアルの世界でも 新たな別な「フラット化する社会」を垣間見ることができました。これからどんどん人種の垣根を越えなければいけません。

デジタルジュエリーのクリエーターとして活動する方はまだほとんどいません。

というよリアルなジュエリーまで落とし込めなければ活動する場所がなかったのです。

ただ、皆さんが知らないうちに 3Dメタバースの世界は急激に広がっています。

さらに、ネットインフラやネット世界もです。

デジタルジュエリークリエーターが活動するべき場所が広がっています。

今から 声を上げて 存在を 示しましょう。

「デジタルジュエリー宣言6」

3Dメタバースの世界 それは アパターの世界でもあります。

自分の分身としてのアバターには 「かわいく」 「かっこよく」 していたかったり、リアルな自分とは違うキャラになる事が可能です。

そこでアパターには 他と違った 自分を表現できる洋服やジュエリーが必要になります。

リアルな世界でも 「人は見た目が9割」の法則は生き続けるでしょう。

いち早く デジタルジュエリーの声をあげる事で、まだあいている 3Dメタバースの世界での 「ジュエリーブランド」 になれるのです。

リアルの世界で名の通ったジュエリーブランドと同じ速度で動いていてはいけません。

現在 3Dメタバースの世界に人が少なかろうと多かろうと 考えることではありません。

自分に出来る事を 自分を信じて クリエイトしていくだけです。

登山家が「そこに山があるから」と言った台詞と同じです。

自分を表現できる世界がそこに広がっているのですから。

「デジタルジュエリー宣言7」

本日を含めて7日間に渡り「デジタルジュエリー」について考えを述べました。

3Dメタバースとの融合性やフラット化する社会との親和性などがとてもある世界です。

ただ現状では、仕事としてデジタルジュエリークリエーターとして食べていけるという市場はまだありません。

ないと言うより 「市場はあるがまだデジタルジュエリーの世界に対してクリエイトした仕事を換金して対価を得る」という意識が無いからだと思います。

また、みな気がついていません。

それは 「ジュエリーCADの可能性」 「インターネットの可能性」 「セカンドライフを代表とする3Dメタバースの世界の可能性」 「フラット化する世界」をそれぞれ断片的に見ているからであり、これらの3つをこれらの可能性がクロスしてつながった世界観を見ていないからです。

特に「セカンドライフを代表とする3Dメタバースの世界」はセカンドライフのみにフォーカスしがちで、「PCハードウェアのスペックが高いのでログインできない」などといわれます。

しかし、3Dメタバースの世界は パソコンを使わない変わりに ソニーのプレーステーション3を使う「home」というものが立ち上がろうとしています。

「home」公式サイトにあるデモムービーは目を見張る美しさがあります。 また、プレイステーション3という統一ハードウエア上で展開されている為、誰もが同じ環境で見ることが出来るのです。

しかし、わたしの知る現状では外部で製作したデジタルジュエリーを「home」内に持っていけるかはわかりません。

でも出来ようが出来まいが考えているより エンドユーザーが「home」を通して 3Dメタバースの世界を知るきっかけになることを考えれば 動かないわけにはいきません。

すでに普及しているプレイステーション3がプラットホームだからです。 プレイステーション3を持つユーザーがあのデモ映像を見たら絶対ログインするでしょう。

デジタルジュエリーにチャンスが来た時に そのチャンスをつかむ為には いまから準備しておかねばなりません。

キャラ化するニッポン (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社

という本があります。この本に書かれていたことで自分にも当てはまった事があります。

それは、自分自信が仮面ライダーで育ち、自分の子供も仮面ライダー等のキャラクターに囲まれて育っています。

親子で共通の話題にすることができます。いっしょになってTVを見ることも全然抵抗がありません。

仮面ラーダー ウルトラマン以前に育った親の世代は、子供がキャラクターに夢中になるのがいまいち理解できないかもしれません。 その世代にもキャラクター(鞍馬天狗や月光仮面)はあるはずですが、キャラクターというより 「ヒーロー」です。

自分たちも当時は仮面ライダーは「ヒーロー」でしたが、現在でも同じシリーズが続いている事によって「ヒーロー」から「キャラクター」になったのだと思います。

また、メイド喫茶やバトラー喫茶・等身大のアイドルがはやるのは 変身願望で「キャラになりきる」文化ができました。

以前なら 恥ずかしさが出てきてできなかったことが もやは 普通になってきています。

そこまで変身しなくても 「カラオケ」で歌を歌うなんてことも 「小さななりきり」だと思います。 皆さんマイクを持つと老若男女かなり熱のこもった歌い方をされますね。

また、わたくしの5歳になる長女がはまっているのが「しゅごキャラ!」です。

詳しくは「しゅごキャラ!」のホームページをご参照いただきたいのですが、この「しゅごキャラ!」には「キャラなり」というものがあります。

そして 3Dメタバースの世界が広がるにつれ、他人とちがった自分になりたいと思うのは当然のながれになります。

また、アパターなどの違いを出すには 見た目 です。

そこには 洋服 とジュエリーです。

ですので3次元化のジュエリーで完結する世界は必ず来ます。

3次元CAD(ジュエリーCAD)でのジュエリーデザイン

そして一方で現時点でのリアル世界としての「デジタルジュエリー」の立場をお話します。

リアルなジュエリーの世界でデジタルジュエリーの扱いは デザイン画から原型を造る際の一つの過程として扱われています。

クライアントからの要望が 「ジュエリーCADと光造形を使い原型を造って欲しい」というデザイン画を3次元化(デジタルジュエリー)する過程が含まれているにもかかわらず、ただの原型製作としての料金しかもらえません。

しかもクライアントは途中のデジタルジュエリーで 色々な角度からの確認等をしているにも関わらず、実際の原型が出来上がってきてからNGを平気でだします。

なんの業界でも似たようなことは起きているでしょう。 でも、それを黙っているのは違うと思います。

こちらクリエーター側としても「デジタルジュエリー」はひとつの商品としての価値・認知度をあげていくことが不可欠です。

まずは自分たちが その声を上げ 「デジタルジュエリー」を育てていきましょう。

「デジタルジュエリー」は 3Dメタバースの世界で完結する・ ネット上で完結する・ 実際にリアルなジュエリー製作に落とし込む といったありとあらゆるジュエリーの基本になりえます。

紙ベースの2Dの世界にはできないものができるのです。

ネットワークが発達した社会でのやりとりは 圧倒的に デジタル が有利です。

以前 ワープロが出始めたた時、 会社のお知らせ等をワープロで打ったものをだすと「機械で書いた手抜きの文章」などといわれた時代がありましたが、現在では「手書きの文章よりプリンターから打ち出した文章」のほうが公式文章として扱われる機会が多くなりました。

時代によっては 180度 変わるのです。

手書きのデザイン画も無くなる事はありません。 ただ、公式なデザイン画として残るより、イメージ造りやラフ画・下書きデザイン画として残るでしょう。

そして公式なデザイン画はデジタル環境によるデータ・またはスナップショットによる3面図に変わっていくことでしょう。

すべてのジュエリーはデジタルジュエリーが基本になるでしょう。

以上の7日間に渡ってデジタルジュエリーについての わたくしの考え・思いを

「デジタルジュエリー宣言」

という形として述べました。

デジタルジュエリー協会立ち上げについては今後 このブログで経過を報告していきます。

ご意見等ございましたら コメント として残していただえると幸いでございます。

ぜひ、意見交換をさせてください。

現在ジュエリーに関するお仕事をされていなくても全く問題はかまいません。

デジタルジュエリーに興味があるクリエーターの方・企業の方であればぜひ、ご意見をお願いいたします。

上記の話に 興味があるのでもっと理解したいと思われる方にお勧めの本がございます。

ネット時代に生きる為に 必要な本です。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房
フューチャリスト宣言 (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房

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