ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久です。
6万社の下請けが不要になる…「おもちゃのように車を作る」というテスラ方式はトヨタ方式を超えられるのか 自動車のものづくりを根底から変える「ギガプレス」
という記事を目にしました。
https://president.jp/articles/-/60305
「おもちゃの車を作るように、フルサイズの車を作る」
自動車は約3万点に上る部品の集合体だ。トヨタなどの自動車メーカーは、膨大な数の部品をすり合わせ技術で統合し、快適な乗り心地と信頼性を実現してきた。ところが、イーロン・マスクはこの部品の集合体であるクルマを、「文字通りおもちゃの車を作るのと同じように、フルサイズの車を作ろうとしている」と語っている。
本来 プレス加工や溶接でたくさんの工程を経て作られていた自動車のボディー部分を キャスト(鋳造) で行おうというもの。
そして
新しいことを始めると、常にネガティブな意見は出てくるものだ。新しいことは100点満点ではない。起こりうる問題を事前にある程度想定しても、やってみなければわからないことのほうが多い。
すると、会議に次ぐ会議となる。泥をかぶりたくない上司や、責任を取りたくない経営陣の下では、リスクを嫌う圧力がのしかかり、議論は結局振り出しに戻って、従来の方法の維持に落ち着く。
こうして日本は失われた30年を過ごしてきたのではないか。
弊社の プラチナダイレクトキャスト(鋳造) もまさにこれ ↑
100点満点でないものをやり続けていることで完成に近づく。
幸い 自分が経営者で プラチナダイレクトキャスト(鋳造) に未来をみるので 「完成するまでやった」ということです。
約6万社の下請け企業を抱えるトヨタには導入できない
日本の経済を支えるトヨタはクルマの約3万点の部品を、約6万社の下請け企業から調達している。だが、生産方法が変わったからといって、トヨタが彼らの仕事を簡単に切るわけにはいかない。
つまり、もしもトヨタがギガプレスを導入したら、長年にわたり関連パーツを納入していた数々の下請け企業が経営危機に直面するだけでなく、トヨタが支えてきた日本の自動車の産業構造そのものを揺るがしてしまう危険性さえある。
ジュエリー業界ではここまで大規模のビジネス規模ではない(1兆円程度)ので ダイレクトキャスト(鋳造) のインパクトも小さい。
ただ確実に ジュエリービジネスの在り方を変えるのが デジタルジュエリー®であり 結婚指輪のペアダイレクト🄬であり プラチナのダイレクトキャスト(鋳造) です。
それを網羅しているのが マイクロファクトリー(小型製造設備)です。
これを導入することによって 小売店・販売店から 製造小売業への転身が可能になります。