ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久です。
ここに来て 急にいろいろな企業からご相談をいただきます。
ジュエリー業界の老舗企業から 異業種からの参入希望者まで 様々です。
異業種からの参入組の話を聞いていると ジュエリー業界になじもうとされる方が多い。
なじむ必要がないのにね。
そしてその手の方は 大抵20世紀のジュエリービジネスモデルを目指す。
あこがれなんでしょうね。
また 老舗企業も 今までの仕組みにデジタルをちょい足ししようと考える。
ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー(CSO
200年継ぎ足してきたうなぎのタレみたいなところに新しい何かを入れても全部同じ味になってしまう。企業でやるときも、無理して同じ組織、同じ運用の仕組みで頑張ろうとせず、2つに割ってインサイダーアタッカー的に進めていくべきだ。
と書かれています。
「イノベーションジレンマ」の内容をわかりやすく解説しているサラタメさんの動画では
「ゲリラ部隊を持つこと」と話されています。
あと この動画は必見 わたしが 昔からジュエリー業界の方に話していることが ITトップ企業の経営者も同じことを言っています。
同じことを言っているは上から目線ですね。 (笑)
IT業種と気既存業種を見れば 違いは この動画で語られていることに 気づきます。
最後に 既存の老舗・大手企業に 肩を並べるのは 何大抵の事ではできません。
特に同じ手法では 普通叶いません。
でも 異業種からの参入組の話を聞くと 大抵 老舗や大手企業のやり方の 超ミニマム手法で臨もうとしています。
正直 厳しいです。
だって 老舗・大手企業はすでに
・資本
・商品(在庫)
・多店舗
・多くのスタッフ
・信用
という武器を持っています。
その武器に対して 異業種・新規参入組は 竹やりどころか爪楊枝を武器として臨もうとします。
そりゃ 無理ですよ。
それで勝とうとする。
だから無理です。
ではどうしたらいいか?
勝とうとするから無理なんです。
その老舗・大手企業の
武器を無力化する
これです。
老舗・大手企業は 手の届きにくい 這い上がれにくい 高いステージでビジネス展開をしている。
そこに這い上がろうとすると けり落されます。 滑って落ちるかもしれません。
老舗・大手の武器を無力化すれば 逆に 自分たちの得意なステージに降りてきてくれます。
それでも戦うのではなく お客様にフォーカスしつづけばいいのです。
もはや 戦う必要はないんです。
ただ 自分が得意なステージがないとあまり意味がないです。
得意なステージを作りましょう。