ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久です。
今日で今年も終わります。
でも僕はいつもと同じように PCの前に座りデータなどを作り 3Dプリンターを動かしています。
最近 凝っている コースター作り。 ↓
僕は 幸いなことに インターネットが普及していく過程と 3D-CAD&3Dプリンターが普及していく過程を両方 リアルタイムで見ることができました。
もっとも 3D-CADと3Dプリンターは普及の過程というより 「認知された」レベルですが。
そして その当時から経営者でもあるので 自分の会社を如何に存続させるかを考え日々格闘している身でもあります。
そのすべての経験が 現在の自分になっていて その流れを見て 将来を想定し 進んでいます。
世の中では 一時 「プロ経営者」が脚光を浴びたときがありました。
会社の業績悪化 → プロ経営者を招致 → 大リストラ→ 業績V字回復 → プロ経営者を絶賛
という流れで 僕も 「プロ経営者ってすごいな。自分なんか 経営者と言えるのか。 ホント 「宝石屋」だよな」と感じ プロ経営者の著書をたくさん 読みました。
そして そのプロ経営者が経営する会社を退職された方に会った時に そのプロ経営者の人物像を伺ったとき 「非常だな。でもこうでないとリストラ出来ないし V字回復もない」と感じましたが、自分には「出来ないな」とも感じました。
そもそも リストラする社員がいない家族経営の会社です。(笑)
そして その時から数年が立ち 今 そのプロ経営者が経営していた会社はどうなったかというと 大失速状態です。
今 言われているのは リストラによって その仕事に情熱をもった人が辞めていってしまったと言うこと。
そして 現在は その時にその会社を辞められた経営幹部が経営する会社がものすごく流行っているといいう事実。
また数年後には 「プロ経営者」が脚光を浴びるときが来るかもしれませんが、今は 完全に逆風です。
これって 「インターネットの普及・スマホの普及により SNSなどが一般化」が大きいのだと思います。
何かものを買うときには インターネットでその物の情報を得る・価格を調べるのが普通になりました。
その調べる過程で その売っている・作っている人が どれだけその物に愛情や知識があるかも 可視化されてしまっています。
これからは仕事を「やらされている」プロよりも 趣味でも好きで愛情をもって取り組んでいる「大いなる素人の時代」になっていきます。
僕も 実際 PCの前に 一日12時間以上座っています。
やらされているわけでないです。 経営者なので。
ジュエリーデザインを3D-CADでしている時 これはもちろん仕事ですが 仕事でない時も ジュエリーデザインを3D-CADでしていますし、 3Dプリンターで何か出力しています。
それは 「とっても楽しくて 好きだから」
そのような人に プロと言えども「やらされている」ような人は これからの時代勝てませんね。
それは 「情報がなかったから」
この話は とっても長くなるので来年 セミナーを開いてみようと思います。
僕がこんな感じなので デジタルジュエリー®スクールは 「大いなる素人」 大歓迎です。
ジュエリーが好き ジュエリーデザインが好きな方は 集まってださい~!