ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久です。
昨日の
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B9CreatorもZ軸 30ミクロン可能なのですが 30ミクロンでも積層はありますしどうせ下処理するのでそれならば50ミクロンでします。
なぜなら 造形時間が短くなるのです。
この件は明日のエントリーに書きますね。
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1ミクロンは1000分の1ミリ 30ミクロンは 1000分の30ミリ 50ミクロンは 1000分の50ミリ
画像は サポート付きのリングのデータ Z軸は 27.625mmあります。
27.625mmを30ミクロンでスライスすると 27.625÷0.03=920
27.625mmを50ミクロンでスライスすると 27.625÷0.05=552
920層と552層 1.66倍違いますよね。
B9Creatorのようなプロジェクター方式の光造形では 大きさにかかわらず1層の造形速度が同じなので 単純に層が多ければ それだけ時間がかかります。
また 30ミクロンだろうが50ミクロンだろうが 積層はでます。
また 樹脂で見るより 地金にしたときにこの積層ははっきりでます。
これって磨いてとらなきゃいけません。
単純に積層が少ない方が 磨くのは容易になりますが、 50ミクロンと30ミクロンの積層の差で 磨き工賃が安くなることはありません。
微妙な差なんです。
全く積層がない3Dプリントなら 積層のあるものより磨くのがすごく楽になるので工賃 安くなる可能性もあります。
ジュエリー製作の場合 アフター3Dプリントアウトのノウハウってすごく重要なんです。
ジュエリー製作で3Dプリントの役割を理解すると こだわるところとこだわる必要がないところが見えてきます。
また 小売店・メイカー・職人・卸のそれぞれの分野でも どのように3Dプリントを活かすかが分かれます。
基本は 3Dでデザインする。
そしてその3Dをどう生かすかを意識してみてください。
デジタルジュエリー®スクールの中でも プロ総合はすべてを理解できる仕組みです。
真剣に ジュエリー製作に携わりたい方はぜひ。
そうでない方は デジタルジュエリー®デザイナーコースで デザインスキルを活かしましょう。
これも ジャストクオリティーです。