ジュエリービジネスの貴公子 佐藤善久です。
鎌倉芸術館での「SILVER/あそびの世界展」 本日は一日会場におります。
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下記リンク先の記事をまず 読んでみてください。
●アマゾンにおびえる巨人ウォルマートの小さな試み
●店ごとの「味」問われる
マイクロクレジットのバングラデシュのグラミン銀行が フランスのダノンがつくったグラミンダノン
そこでの取り組み ダノンとグラミン銀行が合弁貧困層に“栄養”と“雇用”を提供
最近の流れを見ていますか?
明らかに スモールビジネスに移ってきています。
大きな商圏を掻っ攫うビジネスから 一人ひとりに届くビジネス。
いまだに ジュエリービジネスで 「中国で大量生産してコストダウンを図る」なんて考えるのはいかがなものか?
大量に売れるものなら 工賃の安い海外で大量生産は理解できますが、 ジュエリーはどうですか?
ダノンとグラミン銀行が合弁貧困層に“栄養”と“雇用”を提供の中に書かれている事
<<この事業の主眼は、ビタミンやミネラルを強化したヨーグルトでバングラデシュの子供たちの栄養状態を改善することにある。
80g入りの商品を比較的安価な約5タカ(約9円)で販売する。
工場では地元の人々を雇うだけでなく、原料の生乳や糖蜜も地元の農家から仕入れ、販売と配達も地元の人々に委託する。
酪農家や販売店には、マイクロ・クレジットで資金を融資し、技術指導も行う。
収益を新工場の建設に再投資することで、拠点を増やしていく。>>
ですよ。
どっかから大量に仕入れて 輸送して製品を作るより 現地仕入れ現地販売 それこそ還元型。
もしくは 日本の商店街。
先のことを1月に ワールドビジネスサテライトでも取り上げられていましたが、 そのときのインタビューで 「この試みがうまくいったら 世界中どこでもビジネス化ができる」のようなことを言っていました。
ようは世界中で 現地生産 現地販売 になるようなものです。
「あそこの魚屋さん いつもうちでお肉かってくれるから 郊外の大型スーパーでなく そのお魚屋さんでお魚買おう」です。
また、高齢化社会では 車に乗ってわざわざ買いに行かないかもしれません。
そこでのこの時書いたエントリー 核心部分の戦略の中にヒントが
<<これからは 大商圏的は販売はネットベースで。
リアルな販売は コミュニティーベースで。
リアルは小さな商圏に近づきます。
先日テレビで放映されていた お酒販売の 「カクヤス」
ここは 1本からお酒の宅配をします。
「玄関を押さえるものが次の主役」
あなたの友人・近隣をしっかりつかめる人が勝つ。
ジュエリーといえども 同じです。 >>
カクヤスは無料で一本からでも宅配するので 1店舗の商圏を狭めている。
大きな商圏で無料で一本宅配していたら コストが見合いませんからね。
ジュエリーCADを使い 「あなたの為に」デザインし ジュエリーを作る。
ジュエリーCADを使うことによって ビジアル化しさらに効率化もできる。
時代は変わったのです。
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↑↑ 2010年5月21日付けの 「ジュエリー進化論」にかかれていたエントリーです。
これからは 大商圏的は販売はネットベースで。
リアルな販売は コミュニティーベースで。
リアルは小さな商圏に近づきます。
FaceBookなどのソーシャルメディアの出現でそれにより近づきましたね。
この「ジュエリー進化論」を書いていたのは そうわたし 佐藤善久です。
このエントリーです。 → 最近の流れを見ていますか?
勉強になるな 「ジュエリー進化論」 読み返してみよう(笑)
ジュエリービジネスの貴公子 佐藤善久でした。