ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤善久です。
昨日の続編です。
「なぜ仕事を出したいと言っている人に 自分でもデジタルを勉強しろと言うのか」
デジタル時代は 自分である程度解決できないと効果は得られないからです。
今 外注で賄っていて コスト・納期が合うものが 同業他社が参入すると 合わなくなるからです。
特に新規参入組はデジタルが最初から出来るから参入してくる場合が多い。
現代の世の中 実はダウンサイジングしてきていて コストが低い方が生き残る確率は高くなる。
例えば あなたが住んでいる街にクリーニング屋さんはありますか?
それは大手チェーン店ですか? 個人経営ですか?
昔ながらの 自宅兼店舗のクリーニング屋さん いまだに目にしませんか?
大手チェーンのフランチャイズのクリーニング屋さん街にありますか?
新規オープンしたフランチャイズのクリーニング屋さん 1年くらいで閉店していませんか?
逆に やっているのかやってないんだかわからない感じの自宅兼のクリーニング屋さんが残っていませんか?
これは 家賃の差ですよ。 また 人件費の差ですよ。
自宅兼用で古いけど家賃がかからない。
しかも夫婦で経営していてそ高齢 その場合店舗の利益+年金で賄えます。
個人経営における人件費は時には外注と同じ。
自分でやれば内部にのこるものが外に出ていく。
そんな感じのお金の話が一点
もう一点は 実際に自分の周りで起きた話ですが、 シルバージュエリーがメインの大手ブランドから 原型などを請け負っていた職人集団。 腕は良かったようです。
その職人集団から僕に 「3D-CADで原型を作ってほしい」と依頼がありました。
仲間の職人から僕の事を聞いて電話をかけてきたようです。
理由は 取引先のメーカーから 「今回は3D-CADで原型を作ってくれないか?」と言われたことがきっかけとか。
その話をもらったときに 「今回は納期的に 3D-CADを習って作る時間は無いようなので 僕が原型引き受けますが、 今後はご自分でやらないと厳しくなりますよ」と話しました。
その職人集団は 「必ず スクールに習いに行きますので今回は原型納品でお願いします。」
落ち着いたらスクールに来るというので その時は原型請け負いました。
そして納品して2か月たっても連絡なし。 さらに時が過ぎ 僕のことを話てくれた職人仲間の方にお会いしたので 「あの軍団 その後 連絡こないですよ。3D-CAD習わないんですかね?」と聞いたところ 「あの職人集団 メインの取引先に 今後はすべて3D-CADで原型納品してくれと言われて それで諦めて解散したったんだよ」と。
これだけでなく これに近い話 色々あります。
また 3D-CADが自分でできれば お客様からのちょっとの変更のご要望も受けられますが、外注にだしているとそうはいかない。 たまにならやってくれるでしょうが、毎回毎回だといやになりますし、変更を依頼する方もストレスとっても溜まります。
なにせ3D-CADでのジュエリーデザインもう20年以上仕事しているので 本当に色々な事に遭遇しています。
ガラケー好きでもガラケーじゃないですよね。スマホの時代。
それと一緒です。
取得した方がいいですよ。 3D-CADでのジュエリーデザイン。
中でもデジタルジュエリー®を学んでください。