ジュエリービジネスの貴公子 佐藤 善久です。
おはようございます。 いつもありがとうございます。
小売店の求めるジュエリーデザイン画とは Vol.2
ジュエリーの小売店から
<オリジナルジュエリーを作るかデザイン画を作成する仕事>は無いわけではありませんが、
現状を考えると 「リフォームの仕事」としてのデザイン画のほうが多いと思います。
その中で昨日 「見積もり書としてのデザイン画が要求される」とお伝えしました。
次は実際にあった話です。
取引先の大手小売店から 「リフォームがあるので依頼したい」との電話がありました。
そこで 取引先小売店へ出向くと
「お客様に3点ばかりリフォームのデザインを提案したいのでお願いしたい。 その時見積もりも一緒にお願いします。」
と言う内容でした。
また、お客様はある程度のイメージの希望をお持ちでしたので 雑誌の切り抜きも手渡されました。
ここでわたしに求められている仕事
1・ お客様のお手持ちの素材(リフォームに使う ダイヤや色石)のサイズに合わせた 具体的なデザイン画
2・それから計算される 見積もり料金
です。
また、この仕事を受ける事によって得られる純然たるデザイン料というのはありません。
リフォームを受注するに当たっての サービスの一環になっています。
これは 良いか悪いかの判断は別として 現実はこうです。
もし、あなたがなにかリフォームをお願いする時に リフォームするしないにかかわらず デザイン料を請求されるとわかったら 仕事を依頼しませんよね。(もちろんいろいろなケースが想定されますのでこれは一例です。)
あなたが 超有名なジュエリーデザイナーでしたら デザインすることによって 純然たるデザイン料をもらえるかもしれません。
でも ジュエリーデザイナーは沢山いるのです。
小売店にとっては「デザインを売る」のではなく「リフォームを売る」ですので デザインプラス見積もりが必要になるのです。
また、この仕事にしても 取引先小売店からわたしだけに声をかけたのではなく 同業者にも声をかけたそうです。
ただ、同業者は自分でデザインできなく 外注デザイナーを使うので 3点分のデザイン料がかかると取引先小売店に告げたそうです。
そしたら小売店は 「デザイン料は出せない」と返事。
そこで 同業者は「では わたしが手書きでラフ画を書きます」と返事。
しかし、取引先小売店は 「素人が書いた手書きのデザイン画は見せられない」と言って断ったそうです。
そうなんです。 しかもわたしのデザイン画・見積もり書は 3DCADを使ったデザインを元に作製して
きれいな画像付の見積もり書 兼 デザイン画だからです。
こんな感じ ↓↓
このような 見積もり書の方が 受注につながりやすいですね。
この続きは また後日。
ジュエリービジネスの貴公子 佐藤 善久でした。
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PS: 明日
を開催します。 ご興味ある方はお気軽にご参加ください。
また、単純に 「佐藤 善久に会ってみたい方」でもOKです。(笑)