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結婚指輪製作 それって本当? 丁寧に1ヶ月の中身

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ジュエリービジネスプロデューサー  佐藤善久です。

<「当店は 大切な結婚指輪 2週間なんかの短期間で作りません。 納期1ヶ月かけて丁寧に作ります。」ってどういう事 >編です。

現在のジュエリーは 大抵 「原型」と言われる型をつくりそれを用いてキャスト(鋳造) して金やプラチナの地金にする製法で作られています。

完全手作りというものは ほとんど行われておりません。

下記図の水色のラインは一般的に製造の過程です。 赤色のラインはデジタルジュエリー®ファクトリ

デジタルジュエリー®ファクトリは3Dプリンター製のレジンをダイレクトキャストすることでプラチナにできる現在日本で唯一商用運用している会社です。 なのでゴム型という工程は省いています。 そして3Dプリンター製のレジンを用いてゴム型作成するときは 「液ゴム」というわれる常温で固まるシリコンを使うので それが固まるまで1日要しますので大抵2日間かかります。

それ以外は作業工程に大きな違いはありません。

このラインで 人の手がいる工程は 「磨き」「石留」「仕上げ」「検品」になります。

最初の「3Dデザイン」というのも人の手はかかります。

「磨き」という工程は キャスト(鋳造) 後の状態↓から 石留が出来る状態に持っていく作業の事になります。

プラチナへのペアダイレクトキャスト後

この工程 工場によっては若干違いはありますがおおよそ1時間かける作業です。

また「石留」工程は 石留する個数におり変わりますが 下の写真の様にリング内側に1ピース留めるのはおおよそ10分の作業です。

また「仕上げ」は 文字彫りを入れたり 石留後に再び磨く作業ですが 文字彫り自体は10分もかからない作業 仕上げは 石留前にある程度できていて 「最終仕上げ」としては10分程度です。

最後の「検品」 こちらは 人手による 目視での確認 仕様書の通りに 指輪のサイズは合っているか? 文字彫りの彫り間違えはないか? ダイヤはきちんと石留されているか?を確認する作業になりますが、 検品だけなら やはり10分もあれば可能です。

これはあくまでに一般的な所要時間なので 海外高級ブランドレベルの商品とかには当てはまらないですが、 日本のジュエリーショップならほぼ上記のレベルです。

「3Dプリント」「キャスト」というのは 3Dプリンターやキャスト装置を使いするので 海外ブランドの高級ジュエリーだろうがデジタルジュエリー®ファクトリのジュエリーだろうが時間に大差はつきません。 むしろ「3Dプリント」においては デジタルジュエリー®ファクトリは業務用ジュエリー向き3Dプリンター B9Coreを使っているので 早いです。 プリント時間1時間程度で最高の3Dプリントでのレジンを手にしています。

「3Dデザイン」は3D-CADを使いデザインしますが そこはスキルの差で時間かかったりします。

デジタルジュエリー®ファクトリは デジタル活用してジュエリーを作るパイオニアですので 物凄く個々の工程でも早いです。

それは Youtubeの結婚指輪レシピ®チャンネルで結婚指輪をデザインしているところをご覧いただければ 大抵10分程度でデザインしていただいてるのをご覧いただけます。

では 手作業が主たる「磨き」「石留」「仕上げ」「検品」を通常の2倍の時間をかけたとします。

それでもデジタルジュエリー®ファクトリの 納期2週間に対して 一般的な「納期1ヶ月」の時間の差はつきません。

ではその時間の差は何か?

1・取り掛かるまでの時間 (順番待ちだったりします)

2・送りなどの移動の時間 (自社工場で一貫なら移動時間はありませんよね)

3・何かあるといけないから最初から余裕の日程を組むためのバッファ

が時間の差になります。

ここまで結婚指輪製造の理解ができると「納期1ヶ月かけて丁寧に作ります。」ってどういう事となります。(笑)

要するに 「お客様のご注文だけではないから オーダー順で順次こなしていきますよ」ですね。

また大抵のジュエリーショップは製造設備をもっていませんし、 大手ジュエリーショップは 製造小売業の場合が多いですが 大抵 海外に工場をもつています。

同じ商品を大量に作る場合 工賃を含めると海外工場が良かったものの、このマスカスタマイズ時代は あまり良いシステムではありません。

またデジタルジュエリー®ファクトリを運営する株式会社デジタルジュエリーも私と弟の2名の企業で 石留職人さんがいませんので その部分は現在 外注を頼っています。

なので 2週間という納期をいただいておりますが、石留職人さんを迎えることができれば 1週間発送が可能になります。

すると昨日のブログの内容に当てはめるとお客様がデザインをあーだこーだと考える楽しい時間が増えることになります。

また注文が殺到したら やはり今の設備・人員では納期が厳しくなります。 でもそうなったら現在 デジタルジュエリー®秘密基地で行っているミニマムの製造システムのユニットを増やせば良いので 解消は可能です。

デジタルジュエリー®ファクトリは ジュエリー業界の常識にとらわれず 結婚指輪をオーダーしたいお客様の 「楽しい時間・体験を増やす」ことに注力し これからも進化し続けます。

デジタルジュエリー®ファクトリ

https://digitaljewelry-factory.jp/

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